エッセイ 2022年10月7日 麻婆豆腐 菊地クアッカ

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2022年10月7日 麻婆豆腐

とても寒い日だった。師走なみの気温、という話を耳にしたが、それは言い過ぎではないかとも
思ったが寒いことには変わりない。
冷蔵庫には少しくたびれた長ねぎ、木綿豆腐がある。にんにくと生姜もある。冷凍庫には半額に なっていたのを冷凍保存した合いびき肉もある。麻婆豆腐だ。
レシピはyoutuberの武島たけしの「四川麻婆豆腐・極」をベースに作る。彼のチャンネルは最近気に入って見ている。このレシピの特徴は、豆板醤の量だ。大抵のレシピは豆腐1丁に対し、甜面醤と豆板醤を大さじ1ずつだったり、辛いのが苦手な人用に甜面醤が多めで、豆板醤は小さじ 1とかだったりする。しかしこのレシピは甜面醤は大さじ1/2に対し、豆板醤は大さじ1と1/2。辛いのだ。
辛いのは好きだが、私の胃腸は弱く、大抵ケツが火を噴く。覚悟が必要だ。 多くの豆板醤を炒めると空気までが辛く、むせるので注意だ。 ちなみに甜面醤は黒っぽく甘めで、豆板醤は赤っぽく辛い。ホイコーローなんかでも一緒に使わ れる調味料だ。
今回は「業スー」こと業務スーパーで購入した豆板醤を使用するが、ユウキ商品の豆板醤が美味 い。唐辛子の旨味、辛味がしっかりとしている。じゃあそっち使えよって話だが、人は時に安さに負けるものだ。
豆鼓(大豆を発酵させた中華食材)、ホールの花椒を使用するのはレシピ通りだが、私は八角の入った麻婆豆腐が好きだ。あまりレシピでは見ない気がするが、八角が入ったほうが麻婆豆腐感 を感じる。砕いて使用する。
香味野菜を刻み、豆腐はさいの目に切る。豆腐は木綿か絹か問題だが、どちらでもいい。どちらも美味い。麻婆豆腐に限らず、どうやって食うにせよどちらも美味い。とはいえ個人的には舌触りの観点からどちらかというと絹寄りではあったが、最近は木綿寄りだ。豆腐の味をよりしっかりと味わえる。
豆腐は下ゆでしなさいと陳健一先生が言っていたので、これまで麻婆豆腐を作るときはいつもそうしていたが、このレシピは調味料と一緒に煮る。別茹でより洗い物がでないし手間もかからなくていい。
香味野菜、ひき肉、調味料を炒め、スープを足したら豆腐を入れ、煮たら片栗粉でとろみをつけネギに軽く火を通し、ラー油をまわしかけて完成。
あつあつの麻婆豆腐を食らう。ケツに火を噴く準備はできている。 カモンベイビーライトマイアス

菊地クアッカ

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