エッセイ 2022年10月6日 親子丼 菊地クアッカ

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2022年10月6日 親子丼


今日は親子丼だ。 レシピはリュウジのバズレシピの「シン・親子丼」をベースに作る。彼のレシピには非常にお世話 になっている。どのレシピも簡単で、しかもとても美味い。レシピ本も3冊程持っているが、結局 Youtubeで見てしまう。それでも本を購入するのは彼への感謝の意味でもある。


鶏肉は胸よりもも派だ。やはり柔らかくてジューシーなもも肉がいい。先日「業スー」こと業務スー パーで購入して冷凍保存しておいたブラジル産鶏もも肉を使用する。2kg税抜き1099円(100gあ たり54.95円)で購入した。ずっと気になっていたが、量に躊躇していてなかなか買えないでいた が、ついに買ったものだ。 買う勇気を持てた理由は、半解凍した後に1枚ずつ小分けにし、再冷凍するという方法を知った からだ(自己責任でお願いします)。 この鶏もも肉、最近のインフレ前はもっと安く購入できたようだが、近所のスーパーでは国産で 100gあたり119円で売られていることを考えると十分安い。ブラジル産とか国産とかのこだわりは 特にないので問題なし。


鶏は食べやすい大きさに切っていく。1枚肉の鶏を切るときは皮面を下にした方が、皮がずれにく く切りやすい。ひと手間ではあるが、できれば包丁を研いでからのほうがストレスなく、気持ちよく 切れるので、トータルとして損はない。1枚肉を切る時に包丁を研ぐ、という条件付けをしておけば 定期的に包丁を研ぐ機会にもなる。砥石じゃなく包丁研ぎ器で十分だ。私は貝印社の関孫六の 研ぎ器を使用している。確かふるさと納税でもらったもので、おすすめできる商品だ。


卵は1人前あたり2個使用する。近所のスーパーでは日曜日に1パック78円で売られているので それをよく購入している。生産者の収益はどうなるのだろうとも思うが、人は時に安さに負けるも のだ。1袋18円のもやしを見ても同じことを思う。


このレシピのポイントは卵を2回に分けて入れることで、卵の固さにコントラストをつけることと、鰹 節をレンジで加熱し、粉にして出汁にするところだ。後者のテクニックは非常に便利で、リュウジ のレシピでは頻繁に登場している。かなり応用が効く上にめちゃ美味い。革命的といっても言い 過ぎではない。


三つ葉がなくて、栽培しているイタリアンパセリで代用してみようかとも思ったが、摘むのがめん どくさくなって、結局冷凍の小ねぎを乗せた。
出来上がった親子丼は鶏の旨味と出汁の香りが素晴らしい。卵は、固まっているところと半生の とろとろが同居している。汁が多めで、雑炊のようにするすると口の中に運び込まれる。味変の 七味は鶏と卵の柔らかい味の中に華やかさとキレをもたらす。ごちそうさま。

菊地クアッカ

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