このサイトについて

スポンサーリンク
スポンサーリンク

私的ライナーノーツ

十六歳の時、しらけきっていたぼくはカセットテープに好きな音楽を吹き込んで、川沿いを歩いたり、土手に座ってライナーノーツを読んだりしていました。

誰もが十代の頃は孤独が友達で、何かを拠り所にしていたと思います。

ぼくの場合はそれが“ロック”だったので、ライナーノーツに載っている情報を隅々まで見て、歌詞は暗記して、なんなら歌詞を指でさすったり(アーティストの思考に触れたくて)して、電車で一時間以上もかけて地方都市までブートレグを探しに行ったりしていました。

三十歳を過ぎて、仕事ばかりの毎日になっていき、ふと立ち止まった時に十代の頃に感じた気持ちは消えて、楽しみも痛みもなく全然充実していないことに気づいて、ブログの執筆をはじめました。

あの時、夢中で読んでいたラーナーノーツのような文章を目指して孤独を楽しんでいけたらと思います。

タイトルとURLをコピーしました